成田空港 ANAスイートチェックイン。
通称『Z小屋』。
異様に目立つ謎の空間。
成田空港「ANA SUITE CHECK-IN」のご紹介|国際線|ANA
「ANAが大切なお客様をお迎えする特別なサービスとしてオープンし」と、その本気度はビシバシ。
しかし、名は聞けど、これまで立ち入る機会は皆無。
その理由としては
「成田空港からANA便でファーストクラスに搭乗」
OR
「成田空港からANA便を利用するダイヤメンバー」
のみが、通る事が出来ると言うハードルの高さ。
3月のニューヨークはファーストだけど羽田。
4月、5月のソウルは成田だけどアシアナ。
「成田空港」かつ「ANA運航便」に限る、
となると、そのハードルは一気に跳ね上がります。
青に白が貫くZの一文字。
まさに、このZの文字こそが
「Z小屋」とか「Z屋敷」と呼ばれる由縁です。
ANA修行をするのに超強力なアシストをしてくれた
沸騰ワードでも特集されていた神聖なる場所。
選ばれし者だけが入る超特別な場所。
今回、この超特別な「Z小屋」に入る為だけに、
ANA運航便の国際線を狙い撃ち発券しました。
それでは・・・
いざ、恋焦がれた「Z小屋」へ潜入します。
ぐはっわ、何だこの煌びやかな空間はっ!!?
そして、だだっ広い空間にお客様は私1人だけ・・・
「いらっしゃいませ」
多くのグランドさんに一斉に深々とお辞儀をされ、
チェックインカウンターへと案内されます。
「えっ、椅子!?」
小心者の私、直立不動でお手続きさせて頂きました。
「お預かりするお荷物は、1点で宜しいでしょうか」
スゥーとそのまま計量台に乗せられちゃいます。
滅茶苦茶丁寧で超スムーズに手続きが終わってしまい
瞬殺で保安検査場に向かえてしまう事に。
日本最高峰のチェックインカウンター・・・
あぁ・ぁ・・
呆気な過ぎるぅ・・・
後ろ髪をぐいぐい惹かれながら、保安検査場へ。
保安検査場にもダイレクトアクセス。
フェースエクスプレスでズドンと即検査終了。
出国審査もショートカットできちゃう動線。
もう、スムーズ過ぎて、余韻に浸る間も無く出国。
〜完〜
ここからは、いつも通り。
出国終えたその足で、そのままスイートラウンジへ。
ホヌを眺めながらシャンパンとお寿司を嗜む、
と言う至極の時間。
するとカイがやって来て、ホヌ3兄弟揃い踏み。
飛び立つ前の、お清めの儀式。
このミキモトのセット、香りが大好き。
デザートを食してると、搭乗機がスポットイン。
おっ、JA900A。
福岡でお世話になった時以来の再会です。
では、本日もどうぞ宜しくお願いします。
本日のお座席は32A、窓側非常口座席。
成田から世界の空へ。
外房を抜け太平洋に出ます。
ロンバケも終わりに近付き、目的地間近に。
と言う事で、今回の訪問先はフィリピンのマニラ。
煌々と光る灯りと共にランディング。
南国らしさ一杯の空港です。
私の荷物が先陣を切って出てきました。
何と無く、嬉しい立ち会いです。
ホテルは空港の目と鼻の先。
ちなみにマニラの空港NAIAとは
ニノイ・アキノ国際空港の略称。
一時は世界で最もダメな空港、
と言う烙印を押された事もある空港らしいのですが
そこまで悪い印象は受けませんでした。
事実、だいぶ改善されたらしいです。
ホテルは空港の入り口から視認できる距離です。
連絡橋を渡ると
1人で過ごすには広過ぎるぐらい。
シャワールームも綺麗で満足。
翌朝。
スッキリ眠って、帰国の途に。
7D、至る所に看板はあれど売り切れで完売の嵐。
ドライマンゴー自体は仰山売っているのですが。
観光客の皆さん、やはり買ってくんでしょうか。
とあるお店の奥に隠されていたのをたまたま見付け、
頼み込んで売って貰いました。
カウンターオープン前、既に大行列が出来てました。
しかし、ダイヤメンバーは私のみ。
この空港の名を関したニノイ・アキノさん。
手続きまでの待ち時間に歴史を調べてみてたのですが
フィリピンの歴史が垣間見れて面白かったです。
フィリピン出国が済み、航空会社ラウンジへ。
違うラウンジのインビテーションを貰ったのですが、
今回はそのラウンジでは無くてシンガポール航空の
シルバークリスラウンジに行ってみました。
ビーフマサラに
牛あばら肉のヌードル、と東南アジア食にワクワク。
そんな中でも、1番美味しかったのが、これ。
ほんと、これ、まぢヤバい。
ANAのラウンジにでも、是非とも置いて欲しい!
と思う逸品でした。
そんな食を楽しんでいる最中、帰りの飛行機が到着。
50番目のB8、こんなデカールなんすね。
あら、カウンターにはヒマワリ。
東京まで、どうぞ宜しくお願いします。
お帰りのお座席は20K、窓側バルクヘッド席。
HNDに向けてNAIAからTake Off。
マニラの街並みに別れを告げます。
フィリピンもゆっくり旅行で来てみたいなぁ・・・
と思いながら。
後は青い海の上を一直線。
帰りはブルージャイアントを鑑賞。
飛行機で食すハーゲンダッツは、いつも格別。
那覇線の機内販売も、是非に復活して欲しい。
ブルージャイアント、想像以上に面白い映画でした。
陽が沈む刹那。
マジックアワー。
東京の夜景。
東京国際空港に到着。
Z小屋を訪ねる旅、ここに無事終了。
本来は旅の一環としてZ小屋があるのでしょうが、
今回はあべこべに手段の目的化とでも言うか・・・
謎の空間「Z小屋」探索記、と相成りました。