11月某日、世の中の新型コロナも少しずつ落ち着きを見せつつある中、友人2人と一杯やる事に。
この2人の友人。
出身地も年齢も違うのですが、どう言った縁か、大学に入った初日から、もう何十年と付き合いが続いています。
たまたまクラスが一緒になった事が切っ掛けで入学初日から友人となり、それから学生の時はほんと、ほぼ毎日と言っても良いぐらい男3人でつるんで遊んでました。
(途中から私は当時付き合ってた彼女の家に入り浸るようになってしまいましたが・・・)
その1人の出身地が佐賀県で、私たちの卒業旅行もそいつの実家のある佐賀県にしました。
往路は青春18切符に揺られて東京から佐賀までほぼ24時間鈍行列車の旅。
こんな贅沢な時間の使い方、今はとても出来ません。
時間のある学生だからこそ出来た芸当です。
鈍行に揺られて永遠と乗り続けて佐賀駅に着いたのが、もう日付も変わろうかと言う頃。
真夜中に1人、何も知らない初めての佐賀駅に着いた瞬間、いきなり外国の人に道を聞かれて、何だか本当に外国にでも来てしまったような気分になったと言う思い出から始まり、その後も流血あり紛失ありと色々とハチャメチャな旅行だった記憶があります。
そんな佐賀出身の友人。
東京では何を食べても『マッジッ』ばかりを連呼していました。
ほんと、何でそんなにいつもいつも美味しくないと言うのかなと思ってました。
しかし、その訳も、私が初めて九州に行って色んな物を食べてみて、そいつがそう言い続けてた理由が、付き合って4年目にして初めて分かりました。(それぐらい、九州は物が美味しい)
かく言う私もそれまでウニと言う物を食わず嫌いしてたのですが。
そいつのお父さんが連れてってくれた寿司屋でウニを食べてみて、驚愕。
ウニって、こんな美味いんだ!って思いながら、1人で一箱完食してしまいました。
(後で聞かされたのですが、一箱○万円のウニだったらしいです汗)
もう1人の友人は、千葉を地元に、大学入学の時に東京へ出てきました。
大学1年生の時は、自分の家よりこいつの家にいた方が長かったのではないか?ってぐらい入り浸ってました。
と言っても、夜明けまでゲームして、一限の授業に起きる事が出来ず、そのまま諦めて昼過ぎに起きてファミレスで昼飯を食べては、また夜中までゲームに興じる、と言う何とも言えない生産性0の生活をループし続ける。
本当に楽しかったです。(笑)
その後、そいつも結婚するんですが、奥様がANAのグランドさんで。
お会いすると色んな専門用語?を教えて貰いました。
逆に修行の話しをしたら、とても新鮮な感じで聞き入ってくれました。
そんな友人2人と久し振りに飲みに行った時の話しとなります。
私がこの年末、家族で福岡に旅行する予定なんよ、と話しました。
そんな訳で事前に12月の中旬に1度、視察と言う名目で1人福岡をタッチする予定と付け加えました。
すると、なら福岡で合流するかと、なりまして。
どうやら今、先に出た方の友人。
東京と博多に住まいがある状態との事で。
今、千葉に戻ってる友人にも、お前も有給取って3人で福岡に集まるべ、となった訳です。
この辺のノリ、学生の頃と変わってなくて嬉しい限りでした。
すみません。
普段は基本的にこのブログ『スマホで簡単に読める』を意識して書いているのですが、今回はダラダラと書き連ねていきます。
と言う感じで、これから本題へ。(笑)
スタートは朝日が昇る東京国際空港のANAラウンジから。
東京・福岡タッチが始まります。
機材は78M、国際線機材です。
福岡まで、どうぞ宜しくお願い致します。
本日のお席は34A。
ちなみに本日は往復ともこの78Mの34Aに搭乗です。
この34Aの座席、左に凄く広いスペースがあります。
荷物を置くも良し、トイレなどへ向かうに通り抜けるに良し。(本当は通り抜けしちゃダメですが・・・。)
更に今回、往復とも隣りに人は来ずの超スーパーANA普通席状態でした。
混雑する朝の羽田空港。
今日は、このまま左に曲がってすぐにローリングテイクオフにて出立。
上空にはだいぶ雲の残る東京ですが
雲を抜けると、この大パノラマ。
34A席だと窓2つ、独占です。
そして、福岡線最大の醍醐味。
真近にせまる富士山。
A席しか勝たん、です。
空の上は本当、良い天気。
日本一の湖、琵琶湖の上にも光の道が。
一応、東京土産となるんでしょうか。
友人の手土産に買ったねんりん家のしっかり芽。
遥か昔、自分の結婚式の引出物にも入れた、私の大好きな逸品。
機内用に、ちゃっかり買っておきました。
やっぱり、滅茶苦茶美味しい。
ちなみに、私の結婚式の受付をしてくれたのも、この2人でした。
そして、鬼滅の刃。
立志編、全話ブチコミと言う大盤振る舞い。
色んなニュースや記事にも機内でおじさんが一斉に鬼滅の第1話を見てた、なんてのをチラホラ見掛けました。
『鬼滅は未だ』と言う方。
まずは是非、1話と2話を見てみてくださいまし。
1番後ろの座席で鬼滅を見続けてたからでしょうか。
CAさんがいきなり、限定の鬼滅のメンコをくださいました。
一応、対象年齢はクリアーしてます。(苦笑)
A席のモニターには鬼滅、B席のモニターにはフライトマップ、と言うツートップにしてたら、CAさんより『私も、後ろからマップ、拝見してました。』と言われました。
最後列と思って油断してたので、とても恥ずかしい限りです。
アナがあったら、入りたいっ!
そんなこんなで本州と九州を結ぶ関門海峡へ。
光輝く玄界灘。
相島が見えれば、福岡空港はもうすぐそこです。
てな訳で、福岡の地に無事、到着です。
楽しい空の旅、本当にありがとうございます。
さて、福岡に到着して最初の食事は・・・
博多ラーメンを検索すると必ず名前が上がるShinShinへ。
博多純情ラーメンと銘打っていて、あっさりしてるのでツルツル入ってきます。
本当は替え玉したかったのですが、友人よりこの後も有るから!との事で、泣く泣く我慢しました。
そして、車にて糸島へ。
近年、ヤシの木ブランコで人気が高まってるみたいです。
2人乗り用。
恋人どうしなら良いですね。
3人用。
晴れてれば、すこぶる絶景だったと思います。
若い子に写真を頼まれたので撮ってあげたら、御礼に我々も撮ってあげますよ、と。
いやいや、こちらはオジサンだし・・・と躊躇したものの、結局、ご厚意に甘える事にしました。
オジサン2人、ブランコに載るの写真です。
続いて、櫻井二見ケ浦へ。
一瞬、日が射したところをパチリ。
有名な夫婦岩。
鳥居に収まる夫婦岩が何とも美しい。
今度は晴天の時に来てみたい・・・。
途中、友人がどうしても饂飩も食べて欲しい、との事でウエストへ。
私自身は福岡の饂飩の美味しさは周知済みなのですが、もう1人の友人は福岡初饂飩。
そして、お決まりもつ鍋おおいしへ。
福岡にも居を構える友人の彼女さんとその妹さんも合流し、大盛り上がりに大盛り上がり。
彼女さんたちには『今度は泊まりで来なよ~』と凄く的を射たご意見を頂戴しました。
ほんと、そうですよね。
爆笑の渦の中、時間は容赦なく矢のように過ぎていきました。
私は20時55分福岡発の羽田行きだったので時間にゆとりがあったのですが、友人は19時05分福岡発の成田行きだったので、17時おおいし開店から1時間したら一緒に店を出て空港に向かおうと話していました。
ただ、上述の通り、あまりに楽しかった事もあり、店を出る頃には軽く1時間を超えてしまっており、私たち2人は見送られながら慌ててタクシーに飛び乗り空港へ向かいました。
ただ、これまた運が悪いと言うか時間が悪いと言うか、道もかなり混んでいて。
既に18時半は軽く回ってました。
友人は飄々としてましたが、私はかなりヤバいなぁと焦っていました。
空港に着くやいなや、お金は私が払っとくから、兎に角、一刻も早くチェックインしてこいよっ、と先に友人を降ろして私は支払いを済ませました。
もう、保安検査も通過してんべ、とか思いながらタクシーから降り、自分の出発時間までのんびり空港で過ごそう、とか思ってたのですが・・・。
そこに、無人のチェックインカウンターの前に佇む1人の男。
ジェットスター、チェックイン時間が過ぎて本日の営業は終了・・・との事で無人状態に。
そいつに、取り敢えずコールセンターに電話しな、と伝えるも、コールセンターも営業時間終了にて繋がらず。
と言う事で、ノーショー状態になってしまいました。
私の同じ便にする?と提案しようかと思ったのですが、ANAはもうフレックスしか無し。
値段にして45000円。
私もまさかこんな事になるとは思わず、株優を持ってこず。
スターフライヤーが約半額の24000円ぐらいだったので、そっちにしときなよ、と伝えました。
後述しますが、この選択は正解でした。
(って、そもそもノーショウになってる時点で不正解なのですが苦笑)
取り敢えず、無事に購入、即チェックイン。
保安検査の所まで見送ります。
私もお土産を幾つか購入してチェックイン。
家族へのお土産に三日月屋のクロワッサン。
ちゃっかり、自分用にも購入。
帰りも同じく34A。
そそくさと、滑走路へ。
ポーン。
と音が?
んっ?
1回?
4回で無いん?
そして、しばらく滑走路上で佇む事、5分。
お客様にご案内します。
機長から入りました情報によりますと、飛行機の一部に不具合が見付かった為、ターミナルに引き返す事になりました。
詳しい事が分かり次第、ご案内します。
結局、この後、1時間ぐらい動かぬ機内の中で待機する事に。
その日中に帰る必要があった友人がもしこの便に乗ってたら、彼は帰宅出来なかったです。
スカイマークにして大正解でした。
片や私の方は、まぁ、福岡延泊でも羽田ステイでもどっちでも良いや~とか思ってたので、のんびり鬼滅鑑賞し続けてました。
そしたら、残念ながら復旧。
さすが、ANA。
1時間遅れで東京へ飛び立ちます。
私の方は変わらずコーヒーとクロワッサンでそのまま鬼滅タイムを継続。
帰りの飛行時間、1時間5分。
福岡、近過ぎです。
と言う事で、無事に東京に到着。
そのままリムジンバスにて帰宅の途に着きました。
元々はボッチタッチの予定だった福岡往復。
それが、思わぬ形で3人旅となりました。
時間だけは有り余っていた学生の時と違い、社会人になると時間が本当に無い。
特に、3人で予定を合わせるなんて至難の技です。
今回、思わぬ流れで福岡の地で遊び倒す事となりました。
ほんと、人の縁とは面白いものです。
今、先述した家族旅行で福岡に行く為に羽田空港のサクララウンジに来ています。
ただ、この旅行記を書くのは年明けになると思うので、2021年の記事としてはこの記事がラストの記事となります。
本年も1年間、色々とお世話になりました。
本当に、ありがとうございました。
2022年が皆様にとって
光輝く1年となりますように・・・